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熊本地震災害へ独立電源を

2016年05月06日 18:29

熊本に行ってきました。
先日熊本に住んでいる友達の紹介ということで一つの電話がありました。
地震で家が壊れ別のところに土地を手に入れている場所に古いキャンピングカーがありそこで生活をしているので、電源が欲しい、、、、という話でした。

2011.3.11の時には自然ネネルギー関係の仲間で電気の来ていない地域に独立型電源を設置するというプロジェクトをおこなったことがあったので、今回熊本への支援はできないだろうかと相談したところ、手作り太陽電池で国際支援を行っている「国際協力NPOソーラーネット」からプールされている資金を利用したらない資材を調達、デッドストックのパネルなどを積み込み、熊本に行くことになりました。
ソーラーネットのブログ


バッテリーは今回、九州大分の「かのうシルバーサービス」から提供していただきました。

ちょうど同じ時期に熊本でロケッットストーブを作りに行くを計画していた友達と一緒にハイエースに支援物資その他の材料をめいっぱい詰め込んでのいざ熊本へ

まず向かったのは南阿蘇市の知り合いの所、吉田俊郎さんの「種まきハウス」一時的な断水や敷地に大きな石が落ちてきたりというようなことは少なからずあったそうですが、幸い大きな被害もなく、暮らしそのものをoff gridにシフトする試みをしていたりで、暮らしが大きく不自由になることはなかったそうです。今ではつながりのあるところから送られてきた物資を被害地域へ届けたり、ボランティアで訪ねる人たちのサポートなどをされています。
私たちもすっかりお世話になりました。

次の日には知り合いが立ち上げた「南阿蘇よみがえり」という支援団体に向かい、一緒に行ったちゃん山が持ってきた支援物資を届け、一斗缶で作るロケットストーブを役立ててもらおうということで、3台を製作。
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後日この場所にもソーラー電源のセットを設置しました。
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連休などボランティアの人たちが増えた時などの携帯充電などに使いたいということでした。

次の日は今回行くきっかけになったキャンピングカーへの独立系電源の設置。
森を切り開いた何もない場所でキャンピングカー1台からの暮らしですが、小さな電源が少しでも役立てばうれしいいですね。
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次に日には古い友人の子供であるあけるちゃん(関東からの移住者ですでに5人の母)からの提案で子供たちは学校が休みになっていているので、一緒にロケットストーブを作るワークショップをして欲しいという要望。何も準備していなかったのですが、もしかしたら少しでも役に立てればと思い、急遽子供と一緒につくるロケットストーブのワークショップを行いました。
まずは世界で一番使われているといわれているスリース トーン ストーブ(石を3つだけ置いて使う原始的なもの)を作り、ちゃん山オリジナルの一斗缶ロでつくるロケットストーブとレンガを組むだけでできるストーブ、出来上がったストーブでご飯や天ぷらを作り、昼ご飯をいただきました。
美味しかった。
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この集まりの最初に自己紹介をしてもらい、みんなどんな被害があったのかも一緒にお聞きすることができました。ほとんどの人がお皿などが落ちてこわれた。家のなかは危ないので一時的に他のところに避難していた。東関東大震災のときもそうだったけど、子供の精神状態が不安定になった。家がいつ壊れるのか不安があり、庭で暮らしているという人。などなど、やはり地震の心配と、稼働中の原発に対する不安を抱えながらの生活のようです。

もう一箇所独立電源システムを設置したのは、阿蘇郡産山村の横溝さん宅です。ここも震源地に近く、揺れはかなり大置きかったそうで、ちょうど家の中を改造中で仮付けした梁が落ちてきたり、ストーブの煙突が離れてしまったり、お風呂の床に地割れができたりと被害はあるものの、地震さえなければ中で住める状態のお宅、そして地震が強い時はすぐ脇の広い空き地に近所の人たちが非難されてくるような場所です。そういう時には独立電源を共有し、携帯の充電やちょっとした照明に使ってもらえそうです。

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近所が震源地になった6時間ぐらい前にとっても珍らしい雲を見たそうです。
(カメラの中の写真で見えづらいけど、確かに普通ではない雲に見えました)
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この阿蘇周辺には福島原発以後放射能を避けるために多くの人たちが移住してきている地域で沢山の知り合いもいました。
今回友達になれた人たちもいます。
みんなできるだけエネルギーは自給したいという思いで暮らしていた人達です。なかにはすでにかなり自給体制ができていて今回の地震でも特別大きな被害はなく、周りへの支援をしたりしている人達もいます。

現地では電気の復旧は早く、まずは各地の電力会社が電源車を持ち込み、送電線に接続し、電気を流し、それと同時に配線網の復旧を行い驚くぐらい早く復旧するようです。しかし行った時には時々停電がある状態でした。

停電時や家がなくなった人などは独立電源は必要なんでしょうが、今どうしても独立電源が必要という場所はそれほど多くはない気がしました。しかし再び配電網が切断されるような地震がある場合などの備えとしてはとても役立つ道具なので、もしも今後どこかで必要な場合にはできるだけ対応したいとソーラーネットでは考えています。

阿蘇の着いて一番に目に付いたのは多くの自衛隊車両です。災害がある時にはとても力強い仕事をしてくれているのでしょうが、なんで迷彩服をきているのか疑問です。もっと救助隊的な分かりやすい服装にした方がいい気がします。

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揺れの大きかったところでは軒並み石碑やお墓が倒れていました。
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阪神大震災の時から東日本大震災の時にも、すぐに駆けつけて親子カフェということで、子供の保育所のようなことをボランティアで行っていました。大人たちは自宅の片付けその他で大忙し、保育園も、学校もやっていない時にとても助かるボランティアだろうなと思いました。まだ定住できる宿泊場所ないままでもボランティア活動、そして支援はまだまだ長期的に考えられているようでした。
もしも子供たちにできる支援のアイデアがあるひとはぜひ連絡してみてください。
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自宅に住めなくなった人の仮設住宅として使ってもらいたいということで、建てられたものです。4Mの貫材を組みあわあせて作ります。屋根は防水のテント生地で作られています。
もう少し屋根の勾配がある方が、雪にも対応できていいのになんて思いましたが、素晴らしい建物です。

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今回の短い熊本の旅を終えて
阿蘇山近辺に住んでいる人たちにとって広大で美しいカルデラの風景はとても他では手に入らない大切なものだろうと言うことが容易に想像でるすばらしいとこです。

たくさんの有機農家がいて、自給自足的暮らしを目指している人たちもたくさんいるいいとこですね。

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現地での地震への不安と同時に原発への不安、地震は人の手ではどうにもならない出来事ですが、原発への不安は人の手で取り除けるものです。一時も早い仙台原発の停止と伊方の再稼働の中止を願うばかりです。
そして皆さんの日常が早く帰ってきますように。
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2013年12月14日 13:32

大好きなミュージシャン
ニーナシモン

NO NUKES えひめ

2013年10月09日 22:26

瀬戸内唯一の原子力発電所、四国愛媛県伊方原発ですが、再稼働なし!みんなの力で廃炉にしましょう。
1万人を集めるこの集会「NO NUKES えひめ」
nonukesehime


●日時 12月1日(日)10:00~16:00

●場所 堀之内 城山公園 やすらぎ広場(芝生)

●呼びかけ人
アーサービナード(詩人・絵本作家)
宇都宮健児(前日弁連会長)
片山恭一(作家)
雨宮処凛(作家・活動家)
UA(ウーア)(歌手)
安西賢誠(真宗大谷派僧侶)
斉間淳子(八幡浜・原発から子どもを守る女の会)
須藤昭男(インマヌエル教会牧師・福島出身)
村田 武(九州大学名誉教授・愛媛大学客員教授)

●タイムテーブル
10:00 おんがく おはなし
ナチュラルマルシェ たべもの のみもの 手作りたくさん30店大集合!!
○三宅洋平(みやけ ようへい)
○嶋本 慶(しまもと けい)
○松浦 優(まつうら ゆう)

13:00 メインステージ
スピーチ:秋本豊寛、鎌田慧、亀山ののこ、木村俊雄、広瀬隆、藤田祐幸、ミサオ・レッドウルフ、山本太郎、笠井亮、吉田忠智 ほか

14:30~16:00 サウンドデモ

●雨天決行!カッパ・傘などは各自でご用意ください

●食器・コップ・お箸など持参してください。

●駐車場はありません。貸切バスでお越しの場合は、事務局にお問い合わせください。

食べ物ブース(20)
アワシャンティ
あまくま屋
愛媛大学生有志(仮)
おでカフェ
丘の上の日曜市笑心村
えひめ有機農産生活協同組合
ヨロマルシェ
生活協同組合
コープ自然派しこく
原発さよなら四国ネットワーク
手綱自家焙煎c-coffee
ざっこく屋
Curryの種
まんがら農園
愛媛医療生協社保委員会

物販ブース(13)
愛媛医療生協
バラディドル・ディドル
無茶々園
おかげさん
虹のたね
とおく&らいぶcafé葉音
青野悦子
伊方原発を止めまっしょい☆若者連合
愛媛大学生有志(仮)
原発さよなら四国ネットワーク
子どもたちの未来を守る愛媛の会
工房 刻屋
週刊金曜日

●当企画は、賛同カンパ及び出店料で運営を致します。
皆さまからのご協力をお待ちしております。
賛同カンパ 1口 1000円 
送金方法 「郵便振替」
「伊方原発をとめる会」01610-9-108485

2013年8月5日6日

2013年06月23日 11:40

2013年8月の広島に映画「プラトーン」「7月4日に生まれて」などの監督、オリーバーストーンがやってきます。
オリバー・ストーンがピーター・カズニックとの共著で出した『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1と2』を出版。

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下
(2013/04/04)
オリバー・ストーン、ピーター・カズニック 他

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オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史: 2 ケネディと世界存亡の危機オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史: 2 ケネディと世界存亡の危機
(2013/05/01)
オリバー・ストーン、ピーター・カズニック 他

商品詳細を見る


この作品の映像番がNHKのBSドキュメントでも放送されました。
http://www.dailymotion.com/video/xyskvr_#.UcZe4z55MiZ

オリバーストーンの映画はもともとアメリカ文明に対する考察を映画にした物が多いが、今回はドキュメント映像をつなぎ合わせ真実の歴史に焦点が当てられています。

この2人を招待しての広島での講演会が行なわれます。

オリバーストーン
8月6日

人間は発展するためにではなく幸福になるために生まれてきた。 

2013年05月16日 21:58

ずいぶん前の話ですが、リオで行なわれた「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」
ここで、話題となったスピーチになったセヴァン・スズキのスピーチは伝説と呼ばれました。
http://www.sloth.gr.jp/relation/kaiin/severn_riospeach.htmlが、
もう一つ伝説としなければならないすばらしいスピーチがあったことを知りました。
個人資産は、ワーゲン(1987年製のビートル)と農場のみというウルグアイ大統領「ホセ・ムヒカ」通称エル・ペペ氏のスピーチです。


会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?
質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。

息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億~80億人の人が出来るほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。
私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?

このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。

現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクロス、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。

国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。
根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。

私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が私の国にはあります。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。

私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。

そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。
幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

ありがとうございました。
<ここまで>

参考URL

スピーチの内容(打村明さんノブログより)
http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/

新聞記事「報酬の大半を寄付」
http://paipu.eshizuoka.jp/e987454.html

憲法

2013年05月14日 13:31

あぶない憲法について勉強しましょう。
小森陽一さんの 自民党憲法改正草案解読です。


文字で読みたい方はこちらです。
http://www.eizoudocument.com/0128DVD005txt.html

レアアース

2013年05月01日 09:01

近年話題になっているレアアースですがハイテク製品の多くに使われていることは知られていることですが、レアアースを精錬する過程でトリウムという放射性物質が発生することはあまり知られていません。
そのトリウムの処理として原発の燃料にしようという動きもあるようです。
便利でハイテクそしてエコと言われている多くの物にもそういう負の部分を抱えています。
実際どれだけ環境対策が施されているのかもっと知る必要がありいますね。
『レアアース、放射線が課題 産出国で反対運動も』
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD1105I_V10C13A3X21000/
NHK クローズアップ現代 放射性物質"トリウム"最前線
http://blogs.yahoo.co.jp/masonry666to/25748961.html
http://v.youku.com/v_show/id_XMjczMTg3ODU2.html

環境にいいとはどういうことなのか?今自然エネルギーやエコ的なものに多くの人が関心を持っている今だからこそそういった負の部分の検証も必要ですね。
レアアース 泥開発 急務


メガソーラー

2013年04月19日 09:56

 2011年3月11日の福島原発事故を経験して多くの人の関心がやっとエネルギーに向いてきて自分たちのエネルギーはどうしたいか?原発のリスクよりも自然エネルギーで作った電気を使いたいと思う人も増えました。
 昨年決まった再生可能エネルギーの固定価格買取り制度ですが、それ以後特に太陽光発電所の設置が爆発的に普及中です。
 原発問題そしてエネルギー問題を考え、自然エネルギーに期待の目が向けられるようになりそれに追い風に固定価格買い取価格制度の施行、それ以後は自然エネルギーの発電所を作ると儲かるという道筋も出来てきました。世の中げんきんなもので、儲かればそれに乗っかりたい人は沢山います。
今では猫も杓子もメガソーラーという時代になっています。大企業から市民グループまでが電気の発電所作りが真っ盛りです。
 また一方で自然エネルギーと言われる多く物のは実は環境への負荷が大きく自然エネルギーとか再生可能エネルギーって言えないのではないかとましてや環境破壊にもつながっているのではないかと警告を発する人たちもいます。
 その中で山田征さんという人の発言が注目されています。
参考に分かりやすくまとめてあるサイトをこちらにリンクします。
http://bmwna.exblog.jp/16888087
 今まで自然エネルギーを進めてきていた自分としてはこういった意見に耳を傾けながらこれからの生活を考えたいものです。

 

水の力で発電入門

2013年03月18日 22:12

オーガニック生活学校SOOL(school of organic life)からのお知らせ

水の力で元気な電気! [水力で発電入門]

久しぶりのオーガニック生活学校SOOLの開催です。
福島原発事故以来、これまでオーガニック生活学校で行ってきたオーガニックな暮らし、
その中でもエネルギー自給にはたくさんの人達が興味を持つようになってきています。
マスコミでも、自然エネルギーは毎日話題になる、今日この頃です。

今回はSOOLで初めての水力の発電です。
発電に必要な条件は、使用する水力発電機にもよリますが、ある程度の落差と水量。
今回は、北広島町の小川に設置し、落差17m、水量毎分5ℓリットルの条件で、
約150W/時の発電が可能となる見込みです。
これが雨の日も晴れの日も、毎日24時間動き続け、家の中での電力として使用します。
今回は日程を2回に分けて行いますので、参加をお待ちしています。

第1回目
 日 時:3月23日(土)  10:00~16:30
 カリキュラム:水力発電についての座学と発電機の組み立て

第2回目
 日 時:4月27日(土)  10:00~16:30
 カリキュラム:川でのパイプの配管と、発電機から関連機器への接続など。

場 所:佐々木家(北広島町志路原、大朝ICより車で7分) 地図参照
講 師:府中市の自然エネルギー屋さん「グローイングピース」の石岡 敬三さん
参加費:各回とも一般2500円、震災避難者・学生・農家研修生1000円
定 員:20名(1回目は3月22日までに、2回目は4月24日までに申込下さい)
持ち物:昼食、マイカップ、筆記用具、第2回目は手袋と長靴
     (お茶やコーヒー、おやつをご用意しています)

お問い合わせ:電話/FAX 0826-83-1370 佐々木

申込先:
☆オーガニック生活学校事務局
e-mail 0029school@gmail.com

☆佐々木 水力発電所
   e-mail elmboys@gmail.com


会 場 案 内
731-1701山県郡北広島町志路原143-1

大朝インターから(約5km)
・インターを降りて信号を左折し、次に最初の信号(ふるさと病院)を左折。
・山の中の登り道を直進し、約5キロ。
・峠を下りはじめて、右手に見える緑の屋根の白い家が会場。
・「ささき」の看板を右折し、約200m。

志路原から(1.5km)
・国道433号にある看板で新庄の方向
に曲がる。
・1.5km直進し、林道平家線の看板を左折して、約200m。

■下記URLでグーグルマップにリンクしています。(拡大してみてください。)
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=210606796135375481766.0004d75638ad56e1bd00c&msa=0&ll=34.860017,132.475891&spn=0.934151,0.936584&source=gplus-ogsb

水力


適正技術

2013年03月01日 10:43

適正技術ということについてまとめてみました。

地域のニーズ、文化、環境、人などを考慮した上での最前の技術。
(身の丈にあった技術)
・コミュニティーの多くの人が必要としている。
・持続可能性を考慮した原材料、資本、労働力を用いる。
・コミュニティーの中で所有、制御、稼働、持続が可能である。
・人々のスキルや威厳を向上させることができる。
・人々と環境に非暴力的である。
・社会的、経済的、環境的に持続可能である。

1973年に刊行された『スモール イズ ビューティフル』
エルンスト・フリードリヒ・シューマッハ(Ernst Friedrich "Fritz" Schumacher、1911年8月16日 - 1977年9月4日)

シューマッハーは、石炭、石油(化石燃料)に依存する産業の今後のエネルギー危機の到来を予測し警鐘を発していた。
その変革のために、「中間技術(適正技術)」を提唱。
小さいこと
簡素なこと
安い資本でできること
非暴力的であること

「歴史上もっとも暴力的な技術、原子力-「平和的」原子核エネルギー-
いかに経済がそれ(原子力)で繁栄するからといって、「安全性」を確保する方法もわからず、何千年、何万年の間、ありとあらゆる生物に測り知れぬ危険をもたらすような、毒性の強い物質を大量にためこんでよいというものではない。そんなことをするのは、生命そのものに対する冒涜であり、その罪は、かつて人間のおかしたどんな罪よりも数段重い。文明がそのような罪の上に成り立つと考えるのは、倫理的にも精神的にも、また形而上学的にいっても、化け物じみている。」

「大きければ大きいほどよい」という考えを意図的に捨て去り、物事には適正な限度というものがあり、それを上下に越えると誤りに陥る。
小さいことの素晴らしさは、人間のスケールの素晴らしさと定義できよう。
現代文明は、「英知」の泉である心の教化に再びとりかかってはじめて生き残れる。

そして物質的な物だけでなく精神性にもふれている。
『精神性を欠いた経済学は一時的な物的満足をあたえるだけで、内的な達成感はあたえません。精神的な経済学は、サービスと同情と人との絆というものを利潤や効率と並んではたらかせます。両方とも必要で、きりはなせません』

仏教的精神性と経済学ーをあえて結びつけた経済学者の先駆者であった。
当時は勇気のある行動だった。仲間の経済学者たちが彼を変わり者と呼ばれた
シューマッハーは「変わり者のどこが悪いのだろうか。変わり者とは革命を起こす機械の部品で、それはとても小さい。私はその小さな革命家だ。それは褒め言葉なのだ」といったそうだ。

無限の成長概念に異を唱えた最初の経済学者。

持続可能性という概念は人間の精神的、物質的福祉を議論の余地なくあらゆる政策や決定に優先させるものである。

そして「土に戻るしかない」とも彼は断言している。

自給自足的な暮らしを土地の人たちが創りなおす事。その際に必要なのが、「中間技術」
ー つまり伝統的な技術を活かしてはいるが、もっと生産性の高い技術で、しかし近代的で統一された最先端技術とはほど遠いもの 。

「どんな阿呆でも物事を複雑にすることはできるが、単純化するには天才が要る」

さあ自分たちの適正技術とはなにか?
自分たちにとっての身の丈に合った技術とは、、、、。

適正技術 バンカー・ロイとソーラーママ

2013年01月21日 18:08

グローイングピスでは今まで自然エネルギーをキーワードに平和な社会を作ろうと言い続けてきましたが、最近のキーワードは『適正技術』です。

「適正技術」とは、簡単にいうと「身の丈にあった技術」と置き換えることができます。
ネットで調べてみると、、、、、、
1973年にSchumacherが「small is beautiful」で提唱した中間技術(intermediate technology)の概念は・適正技術の重要性と理論化に大きな役割を果たした。
・国際協力において、農業、灌漑、水供給、小工業、環境など多くの分野で適正技術の開発と普及が行なわれている。
・その技術を使う人のコミュニティの環境、文化や習慣、社会経済的背景などに配慮した技術

もともとは海外支援のためで行われる巨大開発や持続が難し技術に疑問を持ったことからそれに対して現地において持続可能な技術がだいじだ。という発想からでてきたものだと認識しています。

しかし、「適正技術」は海外支援にとどまらず日本を含む先進国といわれている国々でもとても大事な視点ではないかと思っています。
「適正技術」という視点で「自然エネルギー」につてもみていく必要があるのではないかと強く感じている今日この頃です。

2011年3月11日以後自分たちのエネルギーいついて真剣に考える人たちがとても増えてきました。それと同時多くの人が関心を持ち、そして自然エネルギー普及のための国の制度「FIT」も整い仕事として、一挙にビジネスとして成り立つ状況になってきました。畑を耕すよりもメガソーラーを設置をした方がお金になるという状況の中、どんどんメガソーラー発電所も増えていっています。
これは歓迎すべきことか?それとも憂慮することなのか? 

自然エネルギーも道具です。道具は使い方も様々ですね。私たちはこの道具をどう使っていくかしっかりと考えていきたいものです。
そんなことを考える材料として興味深いスピーチがありました。「裸足の学校」を創設したバンカーロイさんのプレゼンテーションです。
アフリカやバングラデシュなどのような経済的に貧しい国の人達が入学し太陽電池の組み立てや設置、ソーラークッカーの制作などという実生活で非常に役立つ自然エネルギーことを学び、自国に帰り、起業し、仕事を作り出すというシナリオです。
すばらしいですね。



実際の「裸足の学校」を取り扱ったNHK BSドキュメト「ソーラーママ」と言う番組も昨年末の放映されました。
格差や性差別のなくならない貧困国の女性を集めて太陽光発電のスステム組み立て設置作業を学ぶコースがあります。6ヶ月故郷を離れ受講することがまず第一の関門です。家族の同意を何とか取り付け挑みます。そして故郷に帰り、環境省の協力も受けながら企業していくという画期的プログラムです。ヨルダンの女性が主人公でした。
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バンカー・ロイさんのプレゼンの日本語スクリプとはこのページの中程Scriptの日本語タブをクリックすると全文読むことが出来ます。
http://digitalcast.jp/v/11157/

最近自分の中で韓流ブームブームなんです。
昨年は韓流映画もKポップも知りませんが、すてきな人たち出会えました。
その人たちは「適正技術」を農村や若者に伝えようというプロジェクトに取り組んでいます。
実は昨年韓国を訪問したときに久しぶりに「適正技術」という言葉に出会ったのです。自分の中で忘れかけていた言葉だったのですが、韓国の人に「適正技術」という言葉を再認識させられました。
韓国のことについてはこちらのブログにも少し書いています。
http://rocketstove7.blog136.fc2.com/blog-entry-42.html

シェーナウの想い貸し出し中!

2013年01月21日 10:27

ポスター
シェーナウの想いの 広島でのdvd貸し出し窓口になっています。
3.11以後やっと自分たちの暮らしを見つめな直す気運が高まり、自然エネルギーということへの関心を持つ人たちがとても多くなってきましたね。それと民主党政権時にできたFIT(フィードインタリフ/固定価格買い取り制度)の影響もあり、特にメガソーラーなどの発電事業も大きな利益を生み出すと言う状況になってきました。そうなり自然ネルギーの普及拡大は急激に上昇中ですね。とても多くのジャンルの職業、当然原発企業も、自然エネルギーに着手するようになってきました。(原発をやめて自然エネルギーにシフトするなら良いのですが、、、、)
こんな時代にもう少し自然エネルギーについてしっかりと考えて見ないとならない気がしてきました。
自分たちのエネルギーはどうあったらいいのか?自分たちはどうできるのか?使い方は?
そんなことを考えるきっかけになるとても良い映画だと思います。
ソーラーパネル
「シェーナウの想い」
この映画はチェルノブイリの事故いらい自分たちの暮らしを見つめ直す所から納得出来る電気を使いたいと言う想いを自分たちの発電所を作るという形に作り上げた記録です。
沢山の勇気と力をもらえる映画です。

上映方法についてはこちらを参考にして下さい。
http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/

連絡はこのブログののコメントに記入して下さい。

※コメントは公開されません。


シェーナウの思い

2012年09月05日 21:57


昨年福島原発アクシデント以来自然エネルギーに関心が集まっている。
20年前から自然エネルギーを使い始め、普及活動をしていた私たちとしては原発事故があってやっと多くの人が関心をもってくれたことに様々な想いがある。

あまりにも大きなリスクがある原発だが、まずはできるだけ早く止めることが必要だと思う。
そして様々な原発を止めるための動きもある。
原発問題はエネルギー問題ではない。と言うことも良く耳にする。

原発を止めるための方法。
これから日本のエネルギーはどうしたらいいのか。
生活のための自分のエネルギーはどうしたらいいのか。
地球温暖化人為説をどうとらえるのか。
それぞれを整理しながら議論する必要があるように最近思う。

「シェーナウの想い」という映画がある。
チェルノブイリ以後、ドイツの小さな村で自分たちの納得出来る電気で生活したいと言う想いから自分たちの電力会社を作ってしまったしいさな村「シェーナウ」

この村がどうやって自分たちの発電所を作ったかを綴った映画である。
これは自分たちのコミュニティーが自分たちのための必要なエネルギーはどうしたいかをみんなで考え自分たちの納得出来る電力会社をつくるということを成し遂げた村の物語である。
この映画は全国で無料自主上映中です。

近日中にグローイングピースでも上映のためのDVD貸し出し元になります。

映画の詳細情報
自然エネルギー社会をめざすネットワーク
http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/
ユーチューブでの配信

映画につての参考図書
市民がつくった電力会社: ドイツ・シェーナウの草の根エネルギー革命市民がつくった電力会社: ドイツ・シェーナウの草の根エネルギー革命
(2012/08/08)
田口 理穂

商品詳細を見る


原発をやめる100の理由: エコ電力で起業したドイツ・シェーナウ村と私たち原発をやめる100の理由: エコ電力で起業したドイツ・シェーナウ村と私たち
(2012/09/11)
「原発をやめる100の理由」日本版制作委員会

商品詳細を見る



灰の行進

2012年07月06日 18:30

福島県二本松の友人が原発事故で汚染された「灰」を持って東電まで届ける行進をしている。
東京電力の主張では、原発から放出された放射性物質には所有権がなく、付着した土地の持ち主に所有権があるという。
ほんとうにそうだろうか?
そうは思えない!
だから東京電力まで届けようというだれでもわかる言い分である。

「灰の行進」スケジュール-
★16日
10:00 渋谷ハチ公前に集合
 10万員人集会に向い合流します。
 「灰の行進」がわかるようなゼッケンや自宅の土などを持って来てください
★17日
9:00 日比谷中幸門なかさいわいもん)集合日比谷図書館と日比谷公会堂の間にあります。そこから歩き出します。
10:00 東電
11:00 後経産省
最後にテント村で集会、解散

※デモ申請は行っていませんので歩道をてくてくと歩いて行きます。
※怪我や事故に関しては、自己責任、自己管理の考えの元、ご参加ください

『関ジョニーからの伝言』
http://jhony-message.jugem.jp/

参考URL
http://blog.livedoor.jp/somalive/

東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012070390135528.html


趣意文
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「灰 の 行 進」            
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
      呼びかけ人:関 久雄 
          福島県二本松市松岡 メール:seki-jhony@ezweb.ne.jp
          協力:非暴力アクションネット 大畑 豊

●「灰の行進」とは、
 福島原発事故で汚染された家の庭や畑の土、山林の土や草木、灰などを持って、その責任元である東京電力と国に、「死の灰の入った土」と「被害者の想い」を歩いて 届けにいく行進です。7月16日は東京へ向かい、翌17日は、東電と経産省に行きます。
● 私の想い
 「原発いらない、子どもを逃がせ」の看板を背負って、6月12日、自宅の二本松から歩き出しました。国・東電に原発事故の責任を取らせる。原発再稼働をさせない。避難の権利を認めさせる。など、いろんな思いを背負っての行進です。
 土を手に歩くことは、フクシマのことを忘れさせない小さなデモンストレーションであり、祈りの行動でもあります。休みを使ってのささやかな行進です。19日には鏡石町まで来ました。6月25日には白河に入り、26日には那須に向かいます。
 7月2日・3日・9日・10日で、栃木・群馬・千葉・埼玉を部分的に歩き、7月16日は東京に入ります。同行して下さる方、サポートして下さる方を求めています。
 また、各地で福島の話をさせていただく場を提供してくださる方も探しています。
● それぞれの行進を、そして共に行進を!
 放射能が降った地域の皆さん方が土を手に、それぞれの地域から行進を始めることを願っています。7月16日には合流して東京を歩き、「10万人集会」へ向かいましょう。
 そして、17日は東電と国にふるさとの汚染土と被ばくさせられた人間の思いを届けに行きましょう。「灰の行進」への参加を願っています

全原発稼動停止でどうなる市民生活? そうだ、広瀬さんに聞いてみよう

2012年06月08日 09:52

週刊朝日UST劇場スペシャル「全原発稼動停止でどうなる市民生活? そうだ、広瀬さんに聞いてみよう」
80年代後半から原子力発電に警告を発していた広瀬隆氏が原発問題の本質的欠陥や電気は足りないキャンペーの問題点を的確に指摘されている映像です。



Video streaming by Ustream

このなかで紹介されている広瀬氏の資料はここにあります。
http://www.wa-dan.com/hirose03/
原発再稼働は許されないその法的根拠
これはすごい資料です。
原子炉立地審査の中に「大きな事故の原因となるような事象、きわめて大きな自身、津波、洪水や対風雨などの自然現象が過去、将来にもあるとは考えられないこと。」などという記載があるのです。
では日本の原発はそれらの自然現象が過去そして未来において無い場所だと考えられているのでしょうか?
それはあり得ない。
http://www.wa-dan.com/hirose03/ust_sinsa01.pdf
昭和39年版「原子力白書」の中に示してある原子炉立地審査指針
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/about/hakusho/wp1964/ss1010203.htm

広瀬隆氏の自然エネルギーに対する考えも一考の価値ありです。

シェールガスの採掘にはかなりの環境負荷があることも考えた方がいいですね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120418/231149/?rt=nocnt

ドイツが脱原発を決めた背景

2012年06月05日 22:49

「2022年までに脱原発 メルケル首相・決断の裏側」という報道特集の番組があった。この番組は今のドイツの脱原発を巡る興味深いはなしだった。
物理学者だった、メルケルさんは政治家になり温室効果ガス削減のために原発推進だった。そのメルケル首相がなぜ脱原発になったのか?
その答えを巡るドイツの様子が描かれていた。

市民によるゴアレーベン核廃棄物貯蔵施設への非暴力直接行動による市民のアクション、反原発の母と呼ばれる87歳のマリアンネ・フリッチェン、脱原発を選択した元首相シュレーダーさんは反原発運動に参加していた。反原発運動が政治運動に発展、緑の党がシュレーダーの後押しをしていた。原発の雇用よりも再生可能エネルギー雇用が増えた。
映画「見えない雲」や福島原発事故のことも授業で使われる。国民の環境意識の高さも脱原発に向わせる。
メルケル首相は福島原発の爆発で「これで終わった」と原発の安全性に疑問を持ち国民を守るには、、、、脱原発。
市民のよる25万人の巨大デモ、緑の党が大躍進、 市民運動、教育、緑党、メディアなどがダイナミックに作用し、脱原発を選択した。

20120324メルケル首相脱原発の裏側 投稿者 bakaTepco13

お日様でお湯を作る

2012年05月14日 11:31

最近急激に注目度が増えている太陽光発電ですが、その陰で忘れ去られそうになっているのがソーラー温水器です。温水器を取り外し太陽光発電を敷き詰めると言う例もたくさんあるそうです。

ソーラーシステム振興協会の資料を見ると1980年をピークに若干の浮き沈みとともに下降し続けています。


電気を作るのもいいけど直接太陽でお湯を作るのはとても効率のいいことなんです。

湯を沸かすのには火を焚いて、ガスに火をつけて、電熱料理器で、電磁調理器でなどいろいろありますが、太陽の光を使ったお湯の作り方と言うのもありますね。太陽熱温水器と言われている物です。実は太陽熱というよりも、正確には太陽光温水器と言う方が正確ではないかと思っています。

お勧めの温水器は寺田鉄工所が中国製を日本向けにプロデュースしている真空管を利用したものです。
サナース01 サナース SN-01F 定価 138,600円(消費税込み)
サナース200Fサナース SN-200/28F 定価 207,900円(消費税込み)

グローイングピースではその他機種の取り扱いもあります。
SOLER SYTM SERIES 寺田鉄工所



真空というのは熱を伝えにくいのですが、光は通過します。
そしてお湯が沸きます。

太陽の光の中の赤外線が水の分子に作用して暖かい水を作ってくれるのです。
ですから太陽光温水器と言う言葉の方があっているなのではないかと思うのですが、、、

暖まった水は外気に影響され気温が下がると水温も低くなってきますが、それを防ぐには熱を逃がさないように断熱することですね。真空層は熱を逃がしづらいと言う特徴もあります。

それに気温の低い冬でも太陽の出る晴れた日はたくさんあります。
真空式温水器だと外は寒くともお湯が沸きます。

接続

ソーラー温水器はかつて石油ショックと言われた1970年代に普及しましたが、これもふたたび化石燃料が安くなり普及は伸び悩の時代が長く続いたようです。80年代にはいってオーストラリア、中国、ドイツ、イスラエルなど、どんどん普及して行ったようです。
日本では温暖化のことが問題にされるようになって関心を持つ人は増えて来たようですが、普及していません。
このスサーナは価格と性能、そしてDIYでも組たれられる優れた製品です。
お問い合わせは growing_peace@yahoo.co.jp(@マークを英数半角@に変えて送信お願いします)

小さな哲学者たち

2012年05月11日 08:16

サッカーをやっている子供に感動出来るサッカー映画は無いかとレンタルショップをのぞいていたら偶然見つけた面白い映画に出会いました。
『ちいさな哲学者たち』
哲学とは本来「愛知」と言う意味らしい。ようするに「知を愛する」「智を愛する」ということですが、物事を深く考えるということでしょうね。

小さな哲学者


この映画を見て思い出したのは以前子どもたちと川遊びをしていた時に感じたことです。子どもたちは小さな時からいろんな既成の中で育っていてどれだけの可能性が子どもの中にあるのか案外気がついていないのではないでしょうか?
もしもその既成を取り払ったらどんだけの可能性があるのか?と思わせるような川での遊び方に出会いました。ある年は、ゴムボートで川下りをしてキャンプと言う計画でした。真夏の猛暑の中大人たちは夕方になればかなり疲れが出ているのですが、子どもたちはまだまだエネルギーいっぱいで海までこぎだして行けそうな勢いです。
まさにこのときの光景は子どもたちにはなんでもできそうな無限とも思える可能性でした。
川4

川2

川1

川3

この映画も同じように子供だからそこまで考えていないのではないか?そんなこと考えていないのではないか?と思うことでもしっかり考えられる頭を持っているんですね。大人と一緒に哲学できるんですね。このことは早く大人が気がつかないとならないことだな~と思ってしましました。そこから子供の可能性が広がる気がします。



韓国とかまど

2012年05月10日 14:13

3月の終わりに初めての韓国旅行に行ってきました。
グローイングピースは日本ロケットストーブ普及協会の事務局も行っていますが、今回の目的はロケットストーブの研修旅行でした。
4年ぐらい前にロケットストーブに興味をもちネットサーフィンしていて偶然、韓国での施行ワークショップの映像に出会ったのです。しかし韓国語はチンプンカンプンで、その後韓国に興味を持ち続けていたのですが、やっと韓国を案内してくれる若者との出会いで今回の旅が実現しました。
こちらのブログに報告をのせていますので読んでみて下さい。
http://rocketstove7.blog136.fc2.com/blog-entry-30.html

報告にも書きましたが、韓国は面白い。今までオルタナティブなテクノロジーやライフスタイルは欧米から多くの刺激を受けていましたが、実はいちばん近い外国韓国にとても沢山学ぶことがあることに気がついた旅でした。

日本でも木質バイオマスが注目されていますが、単に森林資源を燃やすだけでは今後森林資源の減少にも繋がりかねないという認識も改めて韓国で意識しました。かつて韓国は暖房の多くをオンドルでまかなっていたが、森林破壊が進み練炭を使うようになった、しかし一酸化炭素の漏れで死人が出る事件が頻発し、その後、電気や、灯油、など化石燃料を使ったオンドルに変わって来たと言う歴史があるようです。
そう言う事情をふまえた上で、オルタナティブな人たちの間で、効率のいいオンドルや暖炉、かまどなどに取り組が始まっています。

オーガニック生活学校のワークショップで作った愛農かまども、資源のない日本の戦後に活躍したかまどです。

日本の昭和33年に発行された、かまどの古い資料に出会いました。
かまど表紙

それを読んでいると面白いのは家庭のおける燃料の年間消費量は一人分が200万カロリー
国内全体のエネルギー消費量の37%。
このうち
薪類-------------- 87.5%
木炭-------------- 6.4%
石炭-------------- 6.8%
練炭類----------- 3.2%
電熱-------------- 3.4%
亜炭-------------- 0.9%
ガス-------------- 0.8%
これを見ると木質系が85%になっています。
今考えるとすごいことだなと思うのですが、当時このまま従来のかまどを使い続けると17年後には日本の山が丸坊主になると計算されていました。
そこで燃焼効率の優れた物に変える必要があり「改良かまど」という発想がでてきたようです。
現実的にはこの後、化石燃料が普及し、木質系バイオマス燃料の利用はどんどん減って来て現在に至っています。
山では燃料としてではなく用材としての森林活用を考えられ針葉樹の植林を国が押し進めましたがそれも海外の安い輸入材におされ、日本の山は荒れ放題になっていますね。

これからは持続可能な森林活用と言う視点で新たに森林エネルギーの利用を考え活用していきたいですね。

ポータブル蓄電池+ソーラーパネル [スマートEポータブル]

2012年05月09日 11:42

ソーラーパネル、太陽電池、バッテリー、インバーターをワンセットにした『スマートE』を販売します。
最近では数あるオールインワンの太陽電池グッズですが、帯に短し、たすきに流しという製品が多い中、この『スマートE』はインバーター、バッテリーも信頼できるお勧め製品です。

インバーター 
波形:サイン波(正弦波)
定格最大出力:1000W(1200W2分瞬間/サージ2000W)
出力電圧:AC100V&DC12V
周波数:50Hzと60Hz切り替え式
★バッテリー
容量:720Wh
種類:ディープサイクルシール型鉛蓄電池、AGM
☆増設バッテリー
オプション増設バッテリーについてはお問い合わせ下さい。
ソーラーパネル
95W多結晶ソーラーパネルコントローラーとケーブルのセット

スマートe

スマートEの取り扱い説明書はこちらをクリック。

街頭でのちょっとしたライブでも使えます。当然、停電時の非常用電源にも大活躍。

グローイングピース販売価格 
スマートE本体(バッテリー、インバーター)15,7500円(TAX・送料込み)
ソーラーパネル(太陽電池+コントローラー+ケーブル)31,500円(TAX・送料込み)
オールインワンセット189,000円(TAX・送料込み)
お問い合わせは growing_peace@yahoo.co.jp(@マークを英数半角@に変えて送信お願いします)


2012年3月11日 広島で

2012年02月27日 11:44

広島でも様々な福島原発事故から1年目様々な行事が計画されています。
すべての原発が無くなることを願って、沢山の人と原発への思いを共有できたらと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3・11ヒロシマ発 市民の集会
「内部被曝はいやだ! 原発はハイロ!」

ホームページ:http://hiroshima-net.org/311_hiroshima/

2011.3.11表2012.3.11裏


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆場 所:原爆ドーム前
◆日 時:2012年3月11日(日)午前11時~
     パレード出発:12:00

◆発言者:福島からの避難者、
     子育て中の母親、
     内部被曝について、
     上関原発反対の立場から、
     島根・伊方からのメッセージなど。
◆主 催:3・11ヒロシマ実行委員会(代表:森本道人)
◆連絡先:090-4740-4608(久野)080-5624-8747(石岡)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

以下の集会に合流し、1万人の力で成功させましょう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

原発よりも「いのち」が大事! みなさん参加してください!
さようなら原発 1000万人アクションinヒロシマ集会

3月11日(日)13時は、中央公園へ集まろう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

呼びかけ人  
河合護郎 坪井 直 平岡 敬 森瀧春子

内 容(予定)
・呼びかけ人のメッセージ
・祝島からの報告
・福島被災者の訴え
・若者からのアピールほか
・パレード (会場から稲荷橋西詰めを予定)

●と き 3月11日(日)13時開会 
            14時~ パレードへ出発
●ところ 広島市 中央公園
●連絡先 090-1333-4963(佐藤)

さようなら原発1000万人アクションHP 
http://sayonara-nukes.org/

 私たちは、被爆地ヒロシマで生活するものとして、原発事故によって多くの人々が被ば
くした現実に向き合い、いまこそ市民の力で日本のエネルギー政策を転換させ、ヒバクシャを
出さない持続可能で平和な社会の実現をめざしたいと考えます。

 すべての原発を止めましょう。私たち、一人ひとりの力で。「原発をなくしてくれてありがとう」。
未来の人々がそう思えるように。

 震災から1年をむかえる3月11日、大江健三郎さんたちが呼びかけ始まった
「さようなら原発1000万人アクション」を中
心に、福島で集会が開催されます。あらたなヒバクシャを生み出さないために、
被爆地ヒロシマも連帯し、「脱原発」、原発をなくそうという思い一点で、すべての県民の
みなさんに呼びかけます。

 どうかみなさん、集会にお集まりください。
                (呼びかけ文から一部抜粋)

もうすべての核は終わりです。

2012年01月19日 15:18

ov
トレーナー
タグ


グローイングピースではこのマークのトレーナーを販売中!
素材;オーガニックコットン55%&リサイクルポリエステル45% 柔らかいですよ。
価格:4,500円(送料込み)
色:ネビーに白文字※写真では正確な色が出ていませんがタグの写真の色の方が近いです。
サイズ:S,M,Lの3つのサイズ


お問合わせ:growing_peace@yahoo.co.jp(@を@変更して送信して下さい)

2011年8月6日 原発・核兵器なしで暮らしたい!

2011年07月12日 11:18


ヒロシマ、ナガサキ、世界の核実験、チェルノブイリ、そして今も終息できないフクシマと続く放射能被害。
すべての核による放射能被害は人災でおこります。これを無くすには核の利用をやめる事しか無いのです。
原発で不自由無い生活?核兵器で安心な生活?
原発があるからこそ今の不自由な生活があり、核兵器を持っている国があるからこそ世界に核兵器が拡散し、危険度が増す。

フクシマの事故があった今年の8月6日はすべての核を手放決断のときです。
多くの核犠牲者への追悼と共に、これから原発も核兵器もない暮らしに歩き出しましょう。
http://ameblo.jp/8-6hiroshima-walk/
86表だい86裏だい




2011年06月27日 08:50

山口県内において上関原発いったん中止、凍結、その他原発計画に異を唱える自治体が増えてきました。

なんと広島県内にもその余波が届いています。
○広島県世羅町議会は23日、本会議を開き、山口県上関町に計画されている上関原発をはじめ全ての原発の新設、増設計画の中止を政府に求める意見書案を可決した。

 意見書では「東日本大地震と津波により福島第1原発は大事故に至った。原発の安全性は確立していない」として、原発の新設、増設はしないよう訴えている。既存の原発については、新たな安全基準を作り、総点検の実施を求めている。

すでにチャイナシンドローム?

2011年06月23日 22:51

毎日新聞2面に風知草:株価より汚染防止だ=山田孝男と言う記事に驚く事が書かれていました。
「東京電力の発表を見る限り、福島原発の原子炉は、ドロドロに溶けた核燃料が、圧力鍋のような容器の底を破ってコンクリートの土台にめり込み、地下へ沈みつつある。一刻も早く周辺の土中深く壁をめぐらせて地下ダムを築き、放射性物質に汚染された地下水の海洋流出を食い止めねばならない」
そこでネット調べてみると、小出さんが映像出演されこのことについて語られている映像がありました。
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110620ddm002070081000c.html
メルトダウンを超え、メルとスルーを超え、まさにチャイナシンドロームのような状態ですね。



電力不足は嘘という小出さんと広瀬隆さんの話をまとめた映像像http://www.youtube.com/watch?v=j0lBBLlcbQw

そして今まさに節電ブーム、それはそれですがらしい事ですね。
政府もマスコミも電気が足りなくなるので節電してくださいって。
そして原発稼働か自然エネルギーか?二者択一を迫り、、、自然エネルギーは理想だが、すぐには無理でそれに向かうつつ原発も併用しないと、とりあえず経済が回らなくなるって政府は言うけど、ほんとにそうでしょうか?
小出さんと広瀬隆さんが現在のエネルギー事情について語っている映像があります。

フォークソングと詩

2011年05月31日 23:25

かつてのフォークソング好きの人はご存知の歌、今は亡き高田渡さんの名作「自衛隊のはいろう」がありました。歌は世につれ世は歌につれ脱原発の名作(替え歌)が生まれました。

無名のシンガーが歌う『倒(東)電に入ろう(ハイロ)!!』


こちらはなんと無名のアイドル「生服向上委員会」が歌う『ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会
凄いことになってきましたね。脱原発ブーム百花繚乱の時代です。




知人のアイヌ民族、宇梶静江さんが震災後に発表された詩があります。
心に響きました。
***********************************
大地よ
重たかったか
痛かったか

あなたについて
もっと深く気づいて
敬って

その重さや
痛みを
知る術を
持つべきであった

多くの民が
あなたの
重さや 痛みとともに 波に消えて
そして
大地にかえっていった

その痛みに
今 私たち
残された多くの民が
しっかりと気づき
畏敬の念をもって
手をあわす

参議院行政監視委員会でのスピーチ

2011年05月23日 21:21

2011年5月23日参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
小出裕章さんのスピーチです。
早速ユーチューブにアップしていいた人がいましたので早速ブログに使わせていただきます。
ありがとうございます。





最後にガンジーの7つの社会的功罪からの引用をシピーチに織りまぜられましたがユーチューブにガンジーの偉大なる名言集という映像もありました。


そして今日の参議院行政監視委員会の参考人は下記の人です
末松信介(行政監視委員長)
小出裕章さん(京都大学原子炉実験所)
後藤政志さん(元東芝、原子炉格納容器設計者)
石橋克彦さん(神戸大学・地震学・原発震災)
孫正義さん(東日本ソーラーベルト構想)
すべてのスピーチはこちらで聞くことが出来ます。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?ssp=5043&mode=LIBRARY&pars=0.7634752709418535


東日本大震災「つながり・ぬくもりプロジェクト」

2011年05月19日 22:40

5月の連休まっ最中宮城県南三陸に太陽電池設置で行ってきました。
グローイングピースの加入している「自然エネルギー事業協同組合レクスタ」「環境エネルギー政策研究所isep」での共同プロジェクトです。

連休の交通渋滞の中震災で未だに電気の来ていない地域への独立系太陽光発電システム設置です。

かつて20年前に広島から北海道まで原発のある地域を回ったことのがあります。三陸海岸の印象はとにかく海がきれい!と言う思い出があります。その海からの津波で今まで見た事もない町の様子になってる現実はなんとも言葉にもできません。
そしてこの町の近くには女川原子力発電所もあります。そんながれきの中インフラ整備として電柱がどんどんタケノコのようにたって行っています。しかしまだまだ手がまわっていない地域もあります。この地域の人たちの中には原発に反対していた人たちも沢山いらっしゃいます。ある立ち寄った人は、自分の奥さんと、孫を亡くして、隣町から避難されていると言う話しを聞きました。その人も今まで原発に反対してきて電力会社からの様々な圧力をかけれていたと言うお話を聞かせていただきました。今回かろうじて女川原発からの大量の放射能漏れはないようですが、今後、電気が回復しても、できるなら原発に頼らない電気で暮らしたいものです。
私たちは震災の避難場所になっている所に太陽光発電の独立系システムを設置して回っています。
ソーラーパネルとコンロトーラー、バッテリー、インバーターこれらを適切な量繋ぎ合わせる事で電線のない場所で電気を作り出せます。今回設置したスステムは390wぐらいのシステムですが、非常時の情報収集のためのテレビ、携帯充電、照明そのほかに充分な力を持っています。今回設置は出来ませんでしたが、太陽熱温水機の設置もこのプロジェクトでは行っています。太陽の光だけでお湯が沸かせる道具があるのです。これを有効に使わないてはありません。今後温かくなってくると大活躍する道具でしょう。被災地でどんどん活躍させて欲しいもんです。

阪神大震災の時と大きな違いの一つインターネットがあることでのボランティアや現状把握のための情報収集がスムーズに行われる。ということと、今回の震災を大きくした原因の原発と言うで電気を作る道具の破綻、そして放射能の拡散が終息しませんが、今世界には大きな発電所でなくとも自分たちで小さな発電所を作れるということも今回の特徴の一つです。
これらを生かして次の街作りに生かして行きたいものです。

現地の写真です。
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鉄道JR気仙沼線の駅が破壊

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ユンボもゴミの中に埋没

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ガソリンスタンド開店中!

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壁が紙のようにぺらぺらと

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ちょうどゴールデンウィークということもあり各地に様々なボランティアが一時の休息を届けに、、、フランス人シェフと和食職人が美味しい昼食を、お酒もあり2ヶ月の労をねぎらってのお祭りのような雰囲気でした。
ボランティアの私たちもご相伴に預かりました。けっして被災者を装ったわけではありませんよ。

IMG_4103.jpg

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ここの避難所には大きな仮説のお風呂もあります。運動会テントを上手に使い無垢の板で内装をし、プロパンボンベで作った薪ボイラーで湯を沸かすシステム。すばらしい。
大きな水の濾過装置もありました。一つ残念なのはこの建物を造った時に取り付けたと思われる太陽光発電の系統連携システムがせっかくあるのですが、故障で生かされていなかった事です。

IMG_4100.jpg
これは東北大学の学生が設置した太陽光発電の独立系システム

IMG_4044.jpg
こちらは私たちが繋がりぬくもりプロジェクトで施行した独立系システム。

IMG_4055.jpg

IMG_4093.jpg
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この場所はコンクリート部分の1階のみ残り、上の木造部分の2階3階部分は流され、上にブルーシートを被せ、下を利用し、回りの清掃作業などに役立てていらっしゃいます。
どこの避難所へもエンジン発電機で電気をまかなっていいるようでしたが、夜はうるさく切っていたそうですが、太陽光発電の電気が少しでも役立つ事を願いつつ帰路に着きました。

チェルノブイリ

2011年05月19日 11:00

ブログアップが遅くなりましたが、4月26日ソビエト時代チェルノブイリで起きた原発事故から25周年になる今年、広島でアクションを行いました。26日はウィークデイということで、集まりやすい24日日曜日との連続アクションと言うことになりましたが、2日の簡単なレポートです。
24日天気もよくグローイングピースではミュージックとスピーチを化石燃料ではなく、もちろん原発の電気ではない自然エルギーで行おうと太陽光発電720wシステムで挑戦、何かトラブルとか悪天候ノリスクも考え、bdfで動かすディーゼル発電機も用意しました。(高台ではなかっった。)

当日初めてPA機材とお対面、思ったよりも大掛かりな機材に少し不安が、、、、、一応スペック上はなんとかなる。後はお天気次第、ということでリハーサル、、、OK!ディーゼルもOK
ということで、イベントスタート、ソーラーンのスイッチON、あ!動かない、、、、ディーゼルに切り替え進行、初めのバンドが演奏中に点検、右往左往しながらも、なんとか回復。2つめのバンドから太陽の恵みだけで、午後3時すぎまで問題なく終了。
う~んこのくらいのPAだと充分ソーラー電源で充分な事がわかりました。
PAの人いわく電圧も,音質も充分安定していて問題なかったと言う感想でした。ちなみにインバーターは3Kwの正弦波。
ソーラーpa

その後、市内をウォーク!
特に今回はピースマザーウォークと言う呼びかけで沢山のママさん達も集まり様々な人たちが参加とてもいい雰囲気で原発なしで食らいたい!!とアピール
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104250002.html
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110425ddlk34040550000c.html
この日のハイライトスピーチ2つを紹介します。
稗田俊太郎さん

大塚愛さんのスピーチ


2つまとまった動画の最後には大塚愛さんのフラダンスも収録されています。
http://www.ustream.tv/recorded/14241686
原発爆発,反対じゃない、もう限界!


4月26日チェルノブイリ記念日当日
ヒロシマ原爆ドーム前から経産省、広島県庁、広島市役所、中国電力本社前
平日にも関わらず多くの人たちが参加



原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~

2011年04月22日 09:36

ヒロシマ-ナガサキ-ビキニと核兵器で被害を受けた日本は核アレルギーになっていたが、メディアを利用し、平和利用という道を開く事に成功した。そこにはメディアの果たした力が大きかった。

原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~
「毒をもって毒を制する」 第5福竜丸事件で反核・反米の世論が高揚する中、日米が協力し民間から行った世論形成の全貌を明らかにする。(現代史スクープドキュメント 1994年放送)



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